【伝統工芸品のご紹介】~南部鉄器~

【伝統工芸品のご紹介】~南部鉄器~

【伝統工芸品のご紹介】 南部鉄器

 

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歴史

900年の歴史を誇る南部鉄器は、旧南部藩主の城下町を中心とした地域で生産される鋳造鉄器のことで、この地では良質な原材料が容易に採取されることから鋳物業が栄えたと言われています。

1975年に国が指定した伝統工芸品第1号としてあげられています。

 

製作工程

南部鉄ティーポットの場合

①デザインアイディアを書き出す

フリーハンドの曲線はコンピューターでは表現し難い独特の温かさや存在感を生み出す

 

 

②デザイン図を基に製品の原型モデルを石膏で製作する

この原型モデルの出来の良し悪しが、その後の製品の仕上がりに大きく影響する

 

 

③原型モデルを基に金型を製作する

砂(珪砂)に金型で圧力をかけ、メス型となる砂の鋳型を造型する

 

④約1500℃に溶けた鉄を鋳型に流し込む

型全体にまんべんなく鉄が流れ込むように注ぎ込む速度や量を勘で調整しながら流し込んでいく

 

 

⑤ショットブラストという方法で鋳型から取り出した鉄瓶に付着している型砂を落とす

⑥塗装工程の前に鋳型のパートライン等に出来た突起やエッジなどを丁寧に擦り落とす

 

 

 

⑦ティーポット内部に錆び止めのホウロウを施す

釉薬をムラなく吹き付け電気炉で焼成すると綺麗なガラス質になる

 

⑧外面に吹き付け塗装を行う

余分な色の拭き取り→乾拭き磨きという工程を経て仕上げていく

 

⑨一つ一つ入念に検品を行い茶漉しや取っ手を取り付けて完成

 

ティーポットと鉄瓶の違い

  • 鉄瓶は直火にかけられる。

※鉄瓶からとけだす鉄分が体によいとされています。

※丈夫で長持ちする鉄瓶は使い込むほどに風合いが出てきます。

 

 

  • ティーポットは内側にホーロー加工が施されている。

※ティーポットはホーロー仕上げをしてあるので、鉄分は出ませんの予めご了承ください。

 

 

 

錆止め技法の由来

明治の盛岡大火時に火災で焼けた蔵から出てきた鉄瓶に、いつまでも金気が出なかったため、錆止めの技法に用いられるようになった。

 

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