【伝統工芸品のご紹介】~鳴子伝統こけし~

【伝統工芸品のご紹介】~鳴子伝統こけし~

【歴史】

その昔、みちのくの山村で生まれた木地玩具は、楽しみの少なかった子供たちの良き遊び相手でした。

中でも鳴子のこけしは、「独創的な前髪」「肩部分の盛り上がり」「写実的な描彩」

「中央部が少し細く、裾に向かって広がるシルエット」など、長い歴史にはぐくまれた鳴子独特の味わいが特徴です。

はめ込み式の首を回すと「キュ、キュッ」と鳴き、とても愛らしいみちのくの乙女の姿をしています。

 

※木地玩具

ろくろの回転を利用して木材を削り、加工した玩具のこと。

江戸時代中期以後に、東北地方の温泉土産として誕生したと伝えられている。

 

※木地師たちが願いを込めて作り上げ、伝承し続けている縁起物
・「誕生こけし」- 赤ちゃんの誕生記念に元気な成長を願う
・「夫婦こけし」- いつまでも仲睦まじくほほ笑む夫婦円満を願う
・「槐(えんじゅ)こけし」- 家を建てた時等に ”鬼門” の方向に置いて魔除けをする

 

 

【制作工程】

①原木の乾燥(木の皮をむいて6ヶ月~1年間自然乾燥させる)

 

②玉切り(寸法に合わせて原木を切る)

 

③木取り(木の余分な部分を切り取る)

 

④荒挽き、頭挽き、胴挽き(木工用のろくろを回転させて頭の部分、胴の部分を鉋で削る)

 

⑤磨き(サンドペーパー、とくさなどで磨く)

 

⑥さし込み、はめ込み(胴や頭をたたき込む)

 

⑦描彩(顔や胴の絵柄を描く)

 

⑧仕上げ(ロウをひく)

 

 

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