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柿田勝郎面工房について

神楽面

工芸品情報

工芸品名石見長浜面 : 神楽面
歴史 島根県石見地方は神楽が盛んで、もともと収穫期に自然や神への感謝をあらわす神事として神社において夜を徹して朝まで奉納されるものでした。
日本神話を源拠とし、演目も豊富で極めて多彩であることが特徴であり、明治(1868頃~)に入ると氏子を中心とした神楽の団体が次々と結成され、伝統芸能として現在でも受け継がれています。
一針一針、丹念に縫込んで作られた豪華絢爛な衣装も石見神楽の大きな特徴の一つでもあり、また、勇壮でテンポの速い石見神楽に欠かせない物が、軽くて丈夫な石州和紙(ユネスコ無形文化財)で作られた『石見神楽面』です。

伝統工芸士情報

工芸士名
Craftsman Katsuro Kakita柿田勝郎 : 初代
略歴
1942
島根県浜田市生まれ
1972
石見神楽面作りを独学で習得
1987
島根県ふるさと伝統工芸品指定店として指定される
現在では、全国各地の祭りや劇団、舞踊、大衆演劇等で使用される面、の様々な要望に応え、石見神楽面の普及活動を行っています
工芸士名
Craftsman Kenji Kakita柿田兼志 : 二代目
略歴
1970
島根県浜田市生まれ
1998
父 勝郎の元で修業する
2008
秋篠宮家・ブータン国王・スリランカ大統領などに献上品として送られており、その他、海外(アメリカ・中国・インドネシア等)からも注目されています

柿渋:自然塗料

渋柿の未熟果を擦り潰した汁を発酵させ濾過したものを柿渋と言います。
柿渋液の中に含まれる柿タンニンには防水、防腐、防虫効果があり、太古の昔より自然塗料として使われてきました。

石州和紙

石州和紙は島根県の石見地方で製造される和紙であり、その起源は704年頃で国の重要無形文化財、伝統的工芸品、無形文化遺産の指定を受けています。また、2009年にはユネスコの無形文化遺産にも登録されました。
今日の社会的な環境変化によって、後継者や原材料不足等の問題がある中で、この貴重な伝統技術を保存、伝承するために懸命な努力を積重ねられています。

縁起物

近年、神楽面は縁起物としても需要が盛んになり、神楽舞だけではなく、新築祝や記念品などの贈物としても珍重されております。

制作工程

  • 制作風景 1. 粘土で面になる原型を作る
  • 2. 乾燥後、和紙を幾重にも貼り重ねる
  • 3. 和紙が乾いたら原型を崩しながら型から外しとる制作風景
  • 4. 型から外した面の裏に柿渋を塗り乾燥させる
  • 5. 目・鼻・毛を植える部分に穴をあける
  • 6. 胡粉を幾度か塗り乾燥させる
  • 7. 彩色・絵付けをする制作風景
  • 8. 毛を植える

柿田勝郎より一言

制作者 私が生まれ育った長浜は、古くから地場産業が盛んで鎌倉時代(1185頃~)に始まる作刀や盆、椀などの御器類、または、江戸時代(1600頃~)には長浜人形が創始されました。この仕事に携わる人形師によって現在の石見神楽面は制作されてきました。
私の子供時代は、戦後の貧しさで食べるのが精一杯な時代でしたが、それでも生活必需品である傘は盛んに生産されていて、長浜はその生産地でもありました。当時、学校の帰り道に傘屋の仕事場を良く覗いていたものです。糊刷毛を手際よく使い、傘の骨組みに和紙貼りをする職人の姿や傘の柄をくるくると回しながら、蛇の目模様を器用に描く職人の筆さばきを今でもよく覚えております。幼い頃に見たその傘職人の真剣な眼差しが私の職人としての原点であり、これまでわたくしどもを支えてくださった多くの方々のお陰だと感謝し、日々、親子で精進しております。

石見神楽

神楽 神楽 神楽

所在地

■ 柿田勝郎面工房: Kakita Katsuro Mask 工房

ホームページ看板
郵便番号
697-0062
住所
島根県浜田市熱田町636-60
ホームページ
http://kakita.ai-fit.com/
営業時間
9:30 - 18:30
定休日
毎週水曜日