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出品者紹介

和蝋燭は天然の植物材料のみからできており、1本1本が職人たちの献身的な想いで満たされています。
創業、明治20年(1887年)より130年以上の長きにわたって中村ろうそくは、日本の伝統和蝋燭を情熱を掲げ作り続けています。
現在では、原料である櫨の木(実)が希少となったため、櫨の木の「栽培プロジェクト」への参加など、様々な活動に積極的に取り組んでいます。
その他にもスタイリッシュで香り付きの蝋燭を製作したり、次世代へとつながる実践的なワークショップなども開催したり、できるだけ多くの人々に和蝋燭の美しさを伝えるために、まだまだ尽力しています。
看板

工芸技術情報

工芸技術名和蝋燭
歴史 蝋燭が日本に伝わったのは奈良時代(710年~)で、仏教と共に蜜蝋燭が中国からもたらされたのが始まりと言われています。
現在のように、櫨(はぜ)の実を使った和蝋燭が作られ始めたのは室町時代で、江戸時代後期から明治時代には和蝋燭の使用量がピークを迎えました。しかし、西洋ローソクに続いて電気の急激な普及や雲仙普賢岳(1991年)の噴火で主産地であった長崎県の櫨が全滅して以来、和蝋燭は苦境に立たされ蝋燭自体のニーズも減ってきているのが現実です。


和蝋燭




木蝋(櫨)の製造工程

①芯差し
芯差し あらかじめ和紙にい草の髄を巻いた芯を串に差していく
②芯を木型にに入れる
芯を木型にに入れる蝋を流し込む際に温度差で固まらないように木型を適温の湯につけて温めておく
③蝋を木型に流し込む
蝋を木型に流し込む芯を入れた木型の中に蝋を流し込み冷まし固める
④生地を取り出す
生地を取り出す②木蝋や植物蝋を流し込んだ状態の蝋燭生地を取り出していく
⑤清浄生掛けを施す
清浄生掛けを施す① よく練った上掛け用の蝋を手で擦り付けていく
⑥形を整える
形を整える① 蝋燭の上部の芯まわりと下部についた清浄生掛けの余分な蝋を切りとりながら形を整えていく
⑦木蝋の完成
木蝋の完成
※絵蝋燭の場合、絵付師が模様を描いていく

和蝋燭の特徴

原料が純植物性であるため、油煙が少なく、ほんのりとロウの溶けた香りがします。
点火するとロウは液体となりますが、その液体は芯に吸い上げられ炎と共に蒸発するので液だれもほとんどありません。
さらにススが少ないため、汚れた場合でも簡単に拭き取れます。
原料

1/f のゆらぎ

人の心や電車の揺れ、小川のせせらぎの音、蛍の光、ヒーリングミュージックなど、私たちに心地よさを与えてくれる ものには、「1/fのゆらぎ」が含まれていると言われています。
灯火を見ていると心がリラックスするのは、この「1/fのゆらぎ」に近い波動を、和・京蝋燭の炎が出しているためです。
※1/fゆらぎとは、パワー(スペクトル密度)が周波数 f に反比例するゆらぎのこと。


原料

原料:櫨の実

櫨の実が和蝋燭の原料として最適なのは、油煙が少なく、天然素材のため人体にも優しいからです。 また、風に強いという特性を持ちながら、風がなくても炎が揺らぐ様が神秘的で趣深いという理由から、和蝋燭の原料として重宝されてきました。
原料

燭台のお手入れ

和蝋燭をご使用の場合のみ、燭台を熱めのお湯に浸けると蝋が溶けるので、ごしごし洗って傷つけることなく綺麗になります。
※熱いお湯には、十分にお気を付けてください
店舗外観

和蝋燭と洋ローソクの違い

和蝋燭の炎は、一目見て、洋ローソクの炎と異なり、大きくゆらゆらと揺れる炎は、それ自体に意思が宿っているかのような神秘性や情緒があります。その違いは、和蝋燭の構造に秘密があり、中が空洞芯になっている和蝋燭は、空気が蝋燭の中を流れ、その流れによって炎を揺らめかせるのです。


和蝋燭洋ローソク
原料櫨の実木蝋などの植物性石油から採れるパラフィン
い草の髄から取れる燈芯
製造方法一本一本手作業で、
出来上がる数も限られる
機械により
大量生産可能
芯が太いため、大きく
揺らぎ、消えにくい
消えやすい

知っておくべきこと

和蝋燭の芯は燃え進んでいくうちに黒く炭化したまま残りかなり炎が大きくなります。 そのため1~2時間くらい燃えたところで芯切バサミ等の道具で芯をつまんでちぎり、芯の長さを調節して炎の大きさを加減する作業(芯切り)をすることでより安全に使えます。 ※専用芯切りハサミをご利用ください。
原料

ご注意

・蝋燭に火を灯すときは、蝋燭にあった燭台に立てて、常に炎の見える場所に置いてください。
・燃えやすいものは、蝋燭の近くに置かないでください。
・風の強いところでは、使用しないでください。
・和蝋燭は芯が太いため、炎が大きくなりやすいので特にご注意ください。
・燃焼時および消火直後は、やけどの恐れがありますので、燭台や蝋燭に触れないでください。
・燃焼中に灯芯が残り始めた場合は、芯切などで1~2cm残して灯芯を取り除いてください。
・包み紙は取り除いてからご使用ください。
・保管する場合は、直射日光の当たる場所、高温多湿の場所を避けてください。
※変色、変形の恐れがあります。
・植物性の蝋を使用しておりますので、日数が経ちますと白く粉が吹いたようになりますがご使用には問題ありません。
※柔らかい布でふき取ってください。


原料

ショップ情報

■ 中村ローソク

店舗外観
郵便番号
612-8413
住所
京都府京都市伏見区竹田三ッ杭町57-8
営業時間
9:00~17:30
定休日
日・祝・第2、4土曜日
ショップ/ギャラリー
入場無料
≪和蝋燭製造・絵付け体験≫
お1人様:5,500円(税別)
所要時間:2時間~2時間半
完全予約制
予約先メール:[email protected]


店舗外観ワークショップでは、和蝋燭の生産過程を見学しながら製作の体験ができます。
見学と製作を通して和蝋燭の世界を是非楽しんでください。