• 丹文窯 Image

工芸品情報

工芸品名丹波立杭焼 : 陶器
歴史 丹波焼は、瀬戸、常滑、信楽、備前、越前とともに日本六古窯の一つに数えられ、その発祥は平安時代末期から鎌倉時代のはじめといわれています。
 桃山時代までは「穴窯」が使用されていましたが、慶長16年(1611)頃朝鮮式半地上の登り窯が導入され、同時期に取り入れられた蹴りロクロ(日本では珍しい立杭独特の左回転ロクロ)とともに、伝統技術を今日に受け継いでいます。篠山藩の保護育成により、直作、一房、花遊、一此等の名工が腕を競って、丹波焼の名を高めました。
昭和53年(1978)「丹波立杭焼」の名称で国の伝統的工芸品指定を受けております。

工芸士情報

工芸士名
大西 文博(三代目)
略歴
  • 昭和26年(1951年) 兵庫県篠山に生まれる
  • 昭和53年(1978年) グループ窯を作り、はじめて陶磁器祭りを始める
  • 平成14年(2002年) 経産省より表彰される
  • 平成21年(2009年) 丹波陶磁器協同組合の理事長に就任
工芸士名
大西 雅文(四代目)
略歴
  • 昭和55年(1980年) 丹文窯四代目後継者として兵庫県篠山に生まれる
  • 平成12年(2000年) 大阪芸術短期大学部 デザイン美術科 卒業
    愛知県瀬戸市の加藤氏により霞仙陶苑にて修行を始める
  • 平成16年(2004年) 丹文窯、父である大西氏のもと、作陶を始める
  • 平成17年(2005年) 兵庫県加古川市のヤマトヤシキ百貨店に於いて初めての個展を開く
    グループ窯へ入会
  • 平成18年(2006年) 兵庫県神戸市のSOGO百貨店にて個展を開く
    現在 精力的に作陶、展示会と取り組んでいる

登り窯

登り窯とは、斜面の地形に沿って作られた古くからある陶製炉のことです。斜面の地形を上手く利用した炉内は幾つかに間仕切りされ、重力による燃焼ガスの対流を利用して炉内の各製品を燃焼時に一定に保てるよう工夫された窯の形態のことを言います。また、製品の均一という点でこの炉窯はとても優れています。

窯変

Yohen image 登り窯による焼成は1300度で60時間に及びますが、その時に蒔きの灰が陶器の上に降りかかり、その結果釉薬と融けあい面白い色合いや独特な模様ができます。これを「窯変」といい、丹波焼の大きな特長でもあります。
本来、丹波焼は庶民の毎日の生活用品として作られましたが、この「窯変」 ゆえに観賞用としても収集されています。